コピー機(複合機)やプリンターの【インク】や【トナー】を徹底検証 http://www.fepaint.com Thu, 09 Nov 2017 09:18:13 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.20 インクの種類を知ることがコピー機(複合機)のインク選びの第一歩! http://www.fepaint.com/cellphone.htm http://www.fepaint.com/cellphone.htm#respond Thu, 21 Sep 2017 05:02:37 +0000 http://www.fepaint.com/?p=129 インクの種類を知ることがコピー機(複合機)のインク選びの第一歩!

コピー機やインクジェットプリンターといえば、今ではオシャレなデザインの製品が増えて、見た目で選ぶ方もいらっしゃいます。
しかし、コピー機(インクジェットプリンター)を選ぶ上で知っておかなければならない重要な要素にインクの種類があります。

そのインクの種類には、

  • 「顔料タイプ」
  • 「染料タイプ」

の2つのタイプがあります。

さらに、

  • 「4色インク」
  • 「6色インク」

と、構成するインクの違いまであるのです。

コピー機なので、もちろんどのタイプでもコピーや印刷はできますが、利用目的や用途によって違いがあります。

そう、コピー機を選ぶとき、まず考えることはどのタイプの製品にするかという点にあります。

そこでここからは、コピー機のインクの違いについて特徴など分かり易くご説明いたします。

1.コピー機インクの「顔料タイプ」「染料タイプ」の特徴と違い

オフィスや、今ではご家庭でもよく使用されるコピー機ですが、本体価格も安いことからインクジェットプリンターは人気があります。
インクジェットプリンターは、用紙にインクを吹き付けて印刷するコピー機なので、もちろん「インク(液体)」を使用しています。

ちなみに、「トナー」という言葉を聞いたことがあると思いますが、あちらは「ミクロの粉」です。簡単には、静電気を利用して紙にトナー(粉)を転写させ、熱によって定着させているものになります。

そこで、インクには、大きく分けて

➀顔料
➁染料

の2つのタイプあり、それぞれ異なった特徴を持っていることから、違いをしっかり理解した上で製品を選ぶ必要があります。ということで、「顔料」と「染料」両タイプの特徴とメリット・デメリットをご説明いたします。

➀「顔料タイプ」の特徴

インクの種類を知ることがコピー機(複合機)のインク選びの第一歩!

出典:エプソン

顔料タイプの特徴として、着色に用いる粉末が完全に水に溶けきってないインクのことを指しています。

特徴として、着色用の粉末粒子が大きいため、インクが用紙の中まで染み込まず表面に定着するので、線や色がくっきりと出せます。

また、以下のような特徴が挙げられます。

  • 色が鮮明
  • 着色力が強い
  • 耐熱性・耐水性・耐光性に優れている
  • 光にさらされても色褪せしにくい
  • 水に濡れてもにじみが出にくい

さらに、「顔料タイプ」のインクは使用できる用紙の幅が広く、普通紙は勿論ですが、マット紙や画用紙など様々な用紙に印刷できます。

逆にデメリット面として、インクが紙に浸透しないことが特徴なので、こすると色落ちしたり、色に光沢が出にくいといったことが挙げられます。
その他にも、粒子が大きいためプリンターのノズルが詰まりやすくなり、紙の詰まりの原因となることもあるようです。

②「染料タイプ」の特徴

出典:エプソン

出典:エプソン

染料タイプは顔料タイプとは逆に、着色用の粉末粒子が細かく溶剤に溶けきったインクのことを指しています。

特徴として、浸透性が高いため、用紙の繊維内部にしっかり浸透するような状態で印刷されることです。色の再現度が高く光沢・発色が良いので、透明感のある仕上がりになります。顔料タイプのように、紙の表面に凹凸ができず滑らかな仕上がりのため、光沢紙に印刷するのにも向いています。

逆にデメリット面としては、耐水性・耐光性が低いため、濡れてしまうと色がにじむことや、光が当たると色あせしやすいという点が挙げられます。

また、紙に染み込むという特徴から、特に普通紙に印刷する場合、色がにじんだり薄くなったりすることがあるようです。その他には、インクが乾いて色が安定するまでの時間は長いことも挙げられます。

顔料、染料タイプともに、以上の様な特徴があり、まとめると次の様になります。

タイプ メリット デメリット
顔料タイプ
  • 色や文字がくっきり出る
  • 着色の安定速度が早い
  • 耐熱性・耐水性・耐光性に優れている
  • にじみが少ない
  • こする色落ちする
  • 繊細な色の表現が難しい
染料タイプ
  • 色の再現度が高い
  • 光沢感を得やすい
  • 色調・発色が繊細
  • 印刷スピードが速い
  • 水や光に弱い(にじみ、色あせ
  • 普通紙には不向き

以上のことから考えると、

「顔料タイプ」は、文字や図が中心のビジネス文書に向いているといえます。

「染料タイプ」は、写真印刷に強いことから写真をよく印刷する人に向いているといえます。

ビジネス文書を日常の業務で印刷やコピーする方が「染料タイプ」を選ぶことはNGであり、逆に写真やイラストといった画像を多く印刷する方が「顔料タイプ」を選んだらNG、といったように、まずは「顔料」「染料」のタイプの違いをしっかり認識してコピー機を選ぶことが重要になります。

2.コピー機の「4色インク」と「6色インク」の特徴と違い

コピー機のインクの「顔料タイプ」と「染料タイプ」の違いはご理解していただけたかと思いますが、そのインクのタイプを使った、

➀4色インク
➁6色インク

というタイプにも分けられています。ちなみに、主に大手メーカーの「キヤノン」と「エプソン」の2つのメーカーが、4色と6色のインクを販売しています。それでは、この4色・6色インクの特徴と違いについて分かり易くご説明いたします。

キヤノンを代表する家庭向けインクジェットプリンターといえば「ピクサス」。写真はそのCM発表会より。ちなみに、「Canon」のカタカナ表記は「キャノン」ではなく「キヤノン」(大きい「ヤ」を使用)って知っていました?

キヤノンを代表する家庭向けインクジェットプリンターといえば「ピクサス」。写真はそのCM発表会より。ちなみに、「Canon」のカタカナ表記は「キャノン」ではなく「キヤノン」(大きい「ヤ」を使用)って知っていました?

出典:マイナビニュース

①「4色インク」の特徴

4色インクとは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色で構成されるインクです。

印刷業界では「赤」のことを【マゼンタ】、「青」のことを【シアン】と言います。それに「黄色(イエロー)を加えたものが3原色と呼ばれます。

印刷業界では「赤」のことを【マゼンタ】、「青」のことを【シアン】と言います。それに「黄色(イエロー)を加えたものが3原色と呼ばれます。

出典:DTP

4色インクには、それぞれのインクカートリッジが独立した独立型と、ブラックと他の3色が一体となった一体型があります。

最近は、4色が独立型になっているものが多いようで、その理由として、ブラック以外の3色のインクカートリッジが一体化しているため、そのうち1色でもインク切れすると、3色分のインクを購入しなければならないためです。

②「6色インク」の特徴

6色インクは、

  • 顔料・染料のブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、グレー
  • ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタ

と、どちらかの構成のインクです。

「2」のタイプに関しては各色のインクカートリッジが分かれた独立型です。「1」は顔料と染料のブラックに分かれていますが、前項での特徴から、文書でも写真でも対応できるようにと考えられたものです。

違いについては、4色インクは、ブラック以外の3色で色を表現しますのに対して、6色インクはグレー・ライトシアン・ライトマゼンタなども用いています。大きな差はないものの、6色インクで印刷したほうがより色が鮮明になります。

このようなことを考えると、

「4色インク」は、文書を中心に印刷する方や、画像印刷にこだわりが無い方向けです。

「6色インク」は、とくかく印刷の美しさにこだわりたい方に向いています。

また、コスト面に関しては、4色インクはカラーカートリッジが一体化している場合その分値段は高く、6色インクはそれぞれ独立しているので、1色のカートリッジの値段は一体型の3分の1程度で済みます。ですが、現在では4色インクも独立型の製品が増えていますので、印刷品質以外はコストなどほぼ変わらないと思います。

しかし、実際には4色インク搭載の製品は本体の価格が安く、6色インク搭載のプリンターは本体の価格が高い傾向があります。

6色インクには「顔料タイプ」と「染料タイプ」をミックスした製品も登場しています。

6色インクには「顔料タイプ」と「染料タイプ」をミックスした製品も登場しています。

出典:キヤノン

3.まとめ

インクジェットプリンターはその利用方法でインク選びが変わります!

インクジェットプリンターはその利用方法でインク選びが変わります!

出典:キヤノン

ここまで、コピー機のインクの種類や違いについてご説明いたしましたが、製品を見ると必ず4色インクか6色インクか、その使われているインクが顔料なのか染料なのかはっきり明記されていると思います。

コピー機を選ぶ際には、まずはどのような利用目的で購入するのかを明確にして、普通紙でビジネス文書の印刷・コピーが多いのにブラックが「染料タイプ」の製品を選んだりすることがないようにしたいですね。ちなみに、カラー色はほぼ「染料タイプ」です。

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コピー機(複合機)の「トナー」と「カートリッジ」の違い、知ってる? http://www.fepaint.com/ink-toner-difference.htm http://www.fepaint.com/ink-toner-difference.htm#respond Thu, 21 Sep 2017 04:47:40 +0000 http://www.fepaint.com/?p=127 コピー機(複合機)の「トナー」と「カートリッジ」の違い、知ってる?

仕事でコピー機を使っていると、「トナー」という言葉はよく聞きますよね。このトナーは、皆さまがお使いのコピー機や複合機を使用する上で、必要不可欠な「ミクロの粉」です。

インクジェットプリンターの「インク」と同じ役割を果たしており、いわゆる消耗品です。印刷すればするほど、このトナー残量が少なくなっていき、無くなるとエラーが出て印刷ができなくなりますよね。

さらに、「カートリッジ」という言葉も頻繁にコピー機では使われますが、トナーとどのような関係性があるかご存知ですか?ということで、ここからはそもそもコピー機・複合機のトナーとは何なのか?また、「カートリッジ」との関係性についてご説明いたします。

1.そもそもコピー機の「トナー」とは何なのか?

そもそも「トナー」とは、レーザープリンターやコピー機・複合機で使用され、絵や文字を用紙上に再現するための「粉」のこと指し、インクジェットのインクと同じ役割をしています。そのトナーは以下の3つの成分から構成されています。

➀高分子樹脂(プラスチック)

レーザープリンターやコピー機・複合機では、印刷するときにトナーに熱を加えて用紙に定着させているため、熱を加えることで溶ける性質を持った高分子樹脂がトナーの原料になっています。

➁ワックス

ローラーにトナーがくっついてしまわないよう、ワックスが含まれています。

➂顔料

トナーに色をつけるために、黒の顔料が含まれています。

ちなみに、トナーの一粒はシイタケの胞子の大きさとほぼ同じ1000分の5ミリ程度と非常に小さく、肉眼では見ることはできないでしょう。

トナー一粒の中に、こんなにたくさんの成分が入っているんですね! ちなみに、「ニッサンエレクトール」は印刷特性を向上させるために日油株式会社が開発したトナー用ワックスなんだそう。

トナー一粒の中に、こんなにたくさんの成分が入っているんですね! ちなみに、「ニッサンエレクトール」は印刷特性を向上させるために日油株式会社が開発したトナー用ワックスなんだそう。

出典:日油

トナー誕生秘話と語源とは?

現在、広く使われている普通紙コピー機の原理は1938年に米国人のチェスター・カールソン氏が発明したものです。もともとは、特許申請の書類を作成する仕事をしており、書類を何枚も書く作業を簡略化したいという発想から生み出したとされ、当時から液状のインクではなく「トナー」と呼ばれる粉状のインクを使っていたそうです。

その「トナー」の原理は、レーザービームなどを照射して肉眼では見えない「電子の像」を感光体につくり、それにトナーを付着させることで目に見える像にして紙に定着させるのがコピー機の原理です。
インクが粉だったのは、感光体に付着させるのに静電気を利用するため、液体インクよりも帯電しやすい粉状が便利だったからだそうです。

この見えない電子の像を具現化する工程をコピー機業界では【toning(トーニング)】と言い、これが変化して【toner(トナー)】になったことが語源とされています。

チェスター・F・カールソン氏は独学で現在のコピー機の元となる原理を発明した偉人。彼は20社以上の企業に研究支援を依頼しましたが、ことごとく断られたそう。最終的に彼の研究を受け入れ、コピー機業界において大成功をおさめたのがゼロックス。依頼を断った企業のひとつであるIBMの2代目社長、トーマス・J・ワトソン・ジュニアは、のちに「カールソンからの依頼は逃してしまった一番大きな魚」と語ったのだとか。

チェスター・F・カールソン氏は独学で現在のコピー機の元となる原理を発明した偉人。彼は20社以上の企業に研究支援を依頼しましたが、ことごとく断られたそう。最終的に彼の研究を受け入れ、コピー機業界において大成功をおさめたのがゼロックス。依頼を断った企業のひとつであるIBMの2代目社長、トーマス・J・ワトソン・ジュニアは、のちに「カールソンからの依頼は逃してしまった一番大きな魚」と語ったのだとか。

トナーの色の種類

ひと昔前はカラーのコピー機がほとんどなかったことからトナーは黒一色でしたが、現在ではカラーコピー機・複合機が主流となり、トナーの色は、
・ブラック
・シアン(青)
・マゼンタ(赤紫)
・イエロー
と、4色搭載する仕様になっているので、色の組み合わせで彩り豊かなカラー印刷できるのです。

トナーで印刷を行う工程とは?

➀「帯電」
プリンターやコピー機の感光ドラム表面全体に均一に静電気を帯びさせます。

➁「露光」
レーザー光やLEDで印刷データのパターンを帯電した感光ドラムに画像を描きます。レーザー光の照射部分は静電気がなくなります。

➂「現像」
トナーが感光ドラムに近づくと、静電気のない部分にだけトナーが付着します。

➃「転写」
感光ドラム表面に用紙を密着させ、用紙裏側からプラス電荷をかけることにより、感光ドラム上のトナーを用紙に移します。

➄「定着」
トナーが転写された用紙に熱と圧力を加える方式や光を当てて融着させる方式で、トナーを用紙に定着させます。

以上の様な一連の流れで、コピーや印刷ができるのです。
液体インクよりも帯電しやすい粉がトナーには向いていることが理解できますね。

よくこんなことを思いつきますよね…。カールソンさんに「あっぱれ」をあげたい!

よくこんなことを思いつきますよね…。カールソンさんに「あっぱれ」をあげたい!

出典:テクノマート

2.「トナー」と「カートリッジ」は違う? 同じ?

トナーとは何かご理解していただいたところで、「カートリッジ」という単語もよく聞くかと思いますが、別の物として捉えている方もいらっしゃいます。

トナーは、先程も説明した通り、1000分の5ミリ程度と非常に小さくいため、トナーは通常、「カートリッジ」と呼ばれる専用の容器に詰められた状態のものを、プリンターやコピー機・複合機に挿入して使用されます。
その専用の容器が「トナーカートリッジ」と呼ばれ、他の製品にも様々なカートリッジはありますが、コピー業界では「カートリッジ」と言えば「トナーカートリッジ」を指しています。

また、カートリッジに詰められたトナーは、普通にしていれば飛散することはないのですが、トナーカートリッジを床などに落として破損させて、大量のトナーが床などに飛散することがあります。トナーは粒子が小さいので塵やホコリのように、ちょっとした風などで飛び散りやすくなります。

基本的にトナーは、有害物質ではないものの、粒子が小さいことから吸い込んでしまうと気管支に入り込んでしまうことがあります。
さらに、空気中に飛散したトナーになんらかの原因で引火すると粉塵爆発を起こす可能性もありますので、取り扱いには注意が必要です。

おそるべし…。コピー機は丁寧に使うようにしましょう。(ツイッターより)

おそるべし…。コピー機は丁寧に使うようにしましょう。(ツイッターより)

3.これだけは知っておきたい「トナー」の種類

トナーは、基本的に消耗品であり、残量がなくなったときや、トナーが劣化して印刷品質が悪くなった場合に、トナーカートリッジごと交換する必要があります。

その交換するトナーには大きく分けると、
➀メーカーから提供される 「純正トナー」
➁純正トナー以外のトナー 「非純正トナー」
と、2つの種類があります。

➀「純正トナー」

メーカー指定のトナーなので品質は安定しているおり、何らかの原因で故障した時は、メーカーの保証が適用されます。しかし、価格面では最も高いトナーとなります。

また、純正トナーには「輸入純正トナー」というものがあり、国内と海外では、機器のメンテナンス体制・文化、流通ルート、為替の関係等で、国内純正トナーよりも同じ製品が安く入手できるケースがあります。

➁「非純正トナー」

純正トナーに比べて価格は安くなめものの、品質が安定しなかったり、故障した場合に保証の対象にならなかったりするリスクがあります。

また、被純正トナーには以下の2種類があります。
・「汎用トナー」
複数の種類のプリンターに使えるようにするためにブランド名やメーカー名を付けていないトナー。

・「リサイクルトナー」
使用済みトナーカートリッジを分解清掃後、新品同様によみがえらせたトナー。

以上のように、一口にトナーと言っても様々な種類がありますので、覚えておきたいですね。

価格.comではこのような特集記事を掲載していました。価格(コスト)と品質を天秤にかけるというのはなんとも悩ましい問題ですね…。

価格.comではこのような特集記事を掲載していました。価格(コスト)と品質を天秤にかけるというのはなんとも悩ましい問題ですね…。

出典:価格.com

4.まとめ

トナーやトナーカートリッジの説明でしたが、普段から何気なく使っているコピー機や複合機は、トナーが無ければ使用できません。トナーは消耗品なので、コピー機や複合機を導入した際には、保守契約を結んでいれば、トナー交換も契約に入っていることがほとんどです。

コピー機(複合機)の「トナー」と「カートリッジ」の違い、知ってる?

コピー機は、レーザービームなどを照射して肉眼では見えない「電子の像」を感光体につくり、それにトナーを付着させることで目に見える像にして紙に定着させている機械です。ここでは、トナーとはどんなもので、一般的にトナーカートリッジが流通していることをご理解していただければと思います。

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トナー1本で何枚印刷できる?コピー機(複合機)トナーの寿命と成分 http://www.fepaint.com/toner-lifespan-component.htm http://www.fepaint.com/toner-lifespan-component.htm#respond Thu, 21 Sep 2017 04:11:19 +0000 http://www.fepaint.com/?p=123 皆さまが毎日の業務で度々使っているレーザーコピー機や複合機は、「トナー」が無ければ印刷・コピーができません。基本的には、「カートリッジ」という専用の容器にトナーを入れた「トナーカートリッジ」をコピー機・複合機のトナー挿入部分に挿入して使用されます。

そのトナーは、イングジェットコピー機の「インク」の役割を果たしており、インクは液体ですが、トナーは「粉」です。基本的にトナーは、トナーカートリッジに入れられた状態で使用するので、トナーに実際に触れることはないと思います。

トナー1本で何枚印刷できる?コピー機(複合機)トナーの寿命と成分

なので、トナーがどのような成分で作られているのか謎ではないでしょうか?また、トナーは印刷すればするほど残量が無くなり、替えのトナーカートリッジと交換することになりますが、トナー1本で何枚の印刷ができるのか?といった、トナーに関して分からないことがありますよね。

そこで今回は、トナーはどのような成分で作られているのか?また、1本のトナーカートリッジで何枚程度コピーや印刷ができるのか寿命をご説明いたします。

1.コピー機の「トナー」の成分とは?

近年、一般のご家庭でもコピー機やプリンターを利用することも多くなり、より身近なものとなりました。家庭用では、大半は液体インクを使うインクジェットが主流です。ちなみに使われるインクの成分はご存知ですか?

トナーの前に、参考までに液体インクの成分をご紹介いたします。

・水 (ベース)
・着色剤
・浸透剤 (水溶性有機溶剤)
・乾燥防止剤
・pH調整剤
・防腐剤/防かび剤

詳しい説明は省きますが、以上の薬品が標準的に利用されています。

次に、本題のトナーの成分についてご説明すると、そもそもトナーとは、絵や文字を用紙に再現するための「粉」のことを言います。
その粉の粒子は、直径1000分の5~8ミリ程度と非常に小さいものです。ですが、現在の製造技術では±1000分の0.3~0.5mmの誤差で同じ大きさに揃えることができるとのこと。もともとは透明な樹脂を使いそれを粉にして、トナーにしていきます。

では、そんな小さな粒子のトナーの成分とは何なのか説明すると、トナーは大きく分けて
➀高分子樹脂
➁ワックス
➂顔料
という3つの成分からできています。詳しくは以下の通りとなります。

トナー1本で何枚印刷できる?コピー機(複合機)トナーの寿命と成分

出典:リコー(RICOH)

➀高分子樹脂

この高分子樹脂はプラスチックのことになり、トナー粒子の素となる材料です。樹脂はもともと粉状になっていませんが、樹脂を粉々にしていきミクロン単位の小さな粒子になっていきます。このように、目に見えない細かな粒子にすることで、トナーとして使えるようになります。

なぜ、プラスチック樹脂を使用しているのか?

それは、レーザーコピー機・複合機で印刷・コピーをするとき、トナーに熱を加えて用紙の上に定着させるため、熱を加えたら溶ける性質を持ったプラスチックの樹脂が使用されているのです。

②ワックス

コピー機・複合機の機能として、トナーはローラーによって圧着されます。その仕組みは、ローラーに熱を加え、その熱で用紙上にトナーを付着させ、熱とともに圧力を加えることで、用紙にトナーが定着してコピー・印刷ができます。
このように、ローラーで熱を加えて圧着させますが、一部のトナーがローラーに付着してしまうことがあり、それを防止するためにワックスが混ぜられているのです。

③顔料

トナーは、プラスチック樹脂の粒子だけでは紙には何も映し出されません。
そこで、着色に用いる粉末で水や油に不溶のものの総称である「顔料」という染料が含まれています。顔料は、色の元になる成分で、顔料によって絵具を使っているようにコピー・印刷ができます。

一般的なカラーレーザーコピー機や複合機は、
・ブラック
・シアン(青)
・マゼンタ(赤紫)
・イエロー
と、4色搭載する仕様になっているので、色の組み合わせで彩り豊かなカラー印刷できるのです。

インクの種類を知ることがコピー機(複合機)のインク選びの第一歩!でも書きましたが、印刷は3原色(C・M・Y)と黒色(K)の4色を基本としています。

インクの種類を知ることがコピー機(複合機)のインク選びの第一歩!でも書きましたが、印刷は3原色(C・M・Y)と黒色(K)の4色を基本としています。

トナーを取り扱う際の注意点

先程もご説明した通り、トナーは基本的に「トナーカートリッジ」として利用していますが、仮に、万一トナーカートリッジを床などに落として場合、破損させることがあります。その際、大量のトナー粒子が床などに散乱することがあります。

そのようなケースでは、ほうきで掃きとるか、石けん水で湿らせた布等でふき取ってください。掃除機を使うとフィルターを通り抜け、部屋中に飛び散る可能性がありますので注意が必要です。

基本が、ミクロの粒子なので、チリやホコリのように軽く、ちょっとした風などで飛び散りやすいものです。

メーカーから提供されているトナーは、有害物質ではないものとして提供されていますが、

■吸入した場合:新鮮な空気のある場所に移動する。症状が生じるならば、医師の手当てを受ける。
■皮膚に付着した場合:すぐに石鹸と大量の水で洗浄する。症状が生じるならば、医師の手当てを受ける。
■眼に入った場合:十分な量の水で洗い流す。症状が生じるならば、医師の手当てを受ける。
■飲み込んだ場合:口をすすぐ。コップ1、2杯の水を飲む。症状が生じるならば、医師の手当てを受ける。

出典:Canon(キヤノン)・安全データシート

というように、ミクロの粒子なので、吸い込んだ場合は念のために医師の診断を受けることをお薦めします。

トナーは非常に細かい粒子なので、カートリッジから出た場合は注意が必要です!

トナーは非常に細かい粒子なので、カートリッジから出た場合は注意が必要です!

2.コピー機の「トナー」1本で印刷できる枚数はどれくらい?

トナーの成分はご理解していただいたところで、トナーは基本的に「消耗品」として、なくなれば交換しますが、実際にコピーや印刷を何枚くらいできるのか気になりますよね。

トナーは決して安いものではありませんから、購入時に寿命を知っていることはきっと役に立ちますよ!

トナーは決して安いものではありませんから、購入時に寿命を知っていることはきっと役に立ちますよ!

その部分に関しては、メーカー発表によると典型的なA4のビジネス文書で、いわゆる印字される文字や表の部分がA4用紙の5%では、トナー1gで15枚程度、印刷・コピーができるとされています。

1本あたりに換算すると、約5,000~20,000枚が平均的な数値です。
しかし、日本人ならではの、勿体無いという精神が働くのか、何か印刷する場合、できるだけ用紙を無駄にしないよう、A4用紙いっぱいになるくらいに文字や表を詰め込みますよね。そのため、実際の寿命は、その70%程度と考えておくと良いでしょう。このようなことから、現在ではトナー消費を節約する機能を搭載したコピー機・複合機もあるようです。

先程も言った通り、印字する内容によって左右され、用紙の中に■(ベタ)の部分か多いと更に寿命は短くなります。
ちなみに、カラーコピー機や複合機で、一番消費しているのはもちろんブラック、あとはカラー印刷によって、シアン・マゼンタ・イエローといったカラー色も減っていきますよね。

3.まとめ

トナーは非常に細かい粒子なので、カートリッジから出た場合は注意が必要です!

今回は、コピー機のトナーの成分と寿命の話でしたが、特に寿命に関しては知っておいて損はないでしょう。

トナーは、基本的にトナーカートリッジに入れられているので、直接触れることはありませんが、万一カートリッジを壊してトナー粒子がこぼれてしまったら注意して片付けを行いましょう。マスクをして、ほうきや雑巾で抜き取るようにしましょうね。もし、吸い込んでしまったら念のために医師に診断してもらうと安心かと思います。

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コピー機(複合機)のインクとトナーの違いを4つの観点から検証! http://www.fepaint.com/toner-4points.htm http://www.fepaint.com/toner-4points.htm#respond Thu, 21 Sep 2017 03:12:08 +0000 http://www.fepaint.com/?p=119 コピー機(複合機)のインクとトナーの違いを4つの観点から検証!

コピー機やプリンターを導入しようとしたとき、「インク」を使用する製品と、「トナー」を利用する製品があり、迷うことはありませんか?
インク、トナーはどちらも、無ければ印刷・コピーができないものだということは同じなのですが、根本的な部分から違いがあります。

簡単にいえば、インクは「液体」、トナーは「粉」です。
もちろん印字をする仕組みも異なり、利用目的や用途によって選ぶ必要があります。

そこで今回は、インクとトナーの違いについて、
・特徴
・印字方法(仕組み)
・印刷時間
・メリット・デメリット
以上、4つに分けてご説明いたします。

1.コピー機のインクとトナーの特徴の違い

それでは最初に、コピー機のインクとトナーの特徴の違いについて見ていきましょう。

「インク」の種類と特徴とは?

まず、インクには種類があり、
➀顔料インク
➁染料インク
と、大きく2種類に分けられています。それぞれの特徴は簡単には以下の通りです。

➀水に溶け切っていない「顔料インク」

顔料タイプの特徴として、着色に用いる粉末が完全に水に溶けきってないインクのことになります。
特徴として、着色用の粉末粒子が大きいため、インクが用紙の中まで染み込まず表面に定着するので、線や色がくっきりと出せます。色が鮮明で着色力が強く、耐熱性・耐水性・耐光性に優れており、光にさらされても色褪せしにくく、水に濡れてもにじみが出にくいことも特徴です。

➁高い浸透力がメリットの「染料インク」

染料タイプは、顔料タイプとは逆に、着色用の粉末粒子が細かく溶剤に溶けきったインクのことを指しています。
特徴として、浸透性が高いため、用紙の繊維内部にしっかり浸透するような状態で印刷されることです。色の再現度が高く光沢・発色が良いので、透明感のある仕上がりになります。その特徴から、

「顔料タイプ」は、文字や図が中心のビジネス文書向き
「染料タイプ」は、写真印刷に強いことから写真をよく印刷する人向き

というように、使い分けて利用します。
また、インクには、4色インク」と「6色インク」の製品があり、大きな差はないものの、6色インクで印刷したほうがより色が鮮明になります

インクジェットプリンターやコピー機(複合機)には6色のインクを使用する機種があります。当然ながら、4色機よりも高品質の印刷が可能です。デメリットは本体もインクも高価なことですね~。

インクジェットプリンターやコピー機(複合機)には6色のインクを使用する機種があります。当然ながら、4色機よりも高品質の印刷が可能です。デメリットは本体もインクも高価なことですね~。

「トナー」の特徴

そもそも「トナー」とは、レーザープリンターやコピー機・複合機で使用され、文字や表などを印字するときに必要な「粉」のことです。
トナーの粒子は、シイタケの胞子の大きさとほぼ同じ1000分の5ミリ程度と非常に小さく、肉眼では見ることはできないでしょう。

トナーはもともと、見えない電子の像を具現化する工程「toning(トーニング)」が変化して「toner(トナー)」となったものとされています。
また、ひと昔前はモノクロのコピー機しか無かったため、トナーは黒一色でしたが、現在ではカラーコピー機・複合機が主流となり、トナーの色は、
・シアン(青)=C
・マゼンタ(赤紫)=M
・イエロー=Y
・ブラック=K
と、4色搭載する仕様になっているので、色の組み合わせで彩り豊かなカラー印刷できるのです。

トナーは、先程も説明した通り、1000分の5ミリ程度と非常に細かい粒子なので、トナーは通常、「カートリッジ」と呼ばれる専用の容器に詰められた状態のものを、プリンターやコピー機・複合機に挿入して使用します。

以上の様に、インクは「液体」、トナーは「粉」、ということから、特徴は大きく異なります。

機械の中で4種類の粉を混ぜて文字や写真を再現するのですから、改めてコピー機(複合機)の仕組みって凄いな、と感心します。

機械の中で4種類の粉を混ぜて文字や写真を再現するのですから、改めてコピー機(複合機)の仕組みって凄いな、と感心します。

2.コピー機のインクとトナーの【印刷方法】の違い

インクは「液体」、トナーは「粉」という違いから、印字方法も大きく異なります。それぞれの一般的な印字方法をご紹介いたします。

「インク」の印刷方法とは?

インクを利用する印刷方法には、
➀オンデマンド型
➁コンティニュアス型
と、2つの方式があります。

➀「オンデマンド型」

オンデマンド型は、印字に必要な量のインクを吐出する方式で、家庭用のインクジェットプリンターは、ほぼすべてオンデマンド型になります。
オンデマンド型はインクに圧力を加える方法により、
・ピエゾ方式
・サーマル方式
・静電方式
と、さらに3種類に分けられます。

家庭用のインクジェットプリンターのほぼすべてが「オンデマンド型」です。写真はキヤノン(Canon)の【PIXUS(ピクサス)TS8030】です。

家庭用のインクジェットプリンターのほぼすべてが「オンデマンド型」です。写真はキヤノン(Canon)の【PIXUS(ピクサス)TS8030】です。

➁「コンティニュアス型」

コンティニュアス型は、ノズルから連続的に吐出したインクを帯電させ、偏向電極で曲げて印字面に吹き付ける方式です。偏向電極で曲げられなかったインクは回収され、インクタンクに戻り再利用されます。印字をしないときもインクは常に連続的に吐出されているため、コンティニュアス型といわれています。

以上のように、基本はインクを用紙に吹き付ける印刷方式になります。

「トナー」の印刷方法とは?

トナーは、光伝導物質を塗布した感光体ドラムにレーザー光線で文字や画像の形を照射して潜像をつくり、トナーで現像して用紙に転写する方式です。トナーを熱と圧力を利用して紙に定着させていますので、コピーしたての紙が温かいと感じるのは、熱を使っているからです。
一般的な印刷の仕組みは以下の通りです。

➀「帯電」
プリンターやコピー機の感光体ドラム表面全体に、均一に静電気を帯びさせます。

➁「露光」
レーザービームやLEDで、印刷データのパターンを帯電した感光体ドラムに画像を描きます。レーザー光の照射部分は静電気がなくなります。

➂「現像」
トナーが感光ドラムに近づくと、静電気のない部分にだけトナーが付着します。

➃「転写」
感光ドラム表面に用紙を密着させ、用紙裏側からプラス電荷をかけることにより、感光ドラム上のトナーを用紙に移します。

➄「定着」
トナーが転写された用紙に熱と圧力を加える方式や光を当てて融着させる方式で、トナーを用紙に定着させます。

以上の様な一連の流れで、コピーや印刷ができます。

印刷方法の違いは簡単に、インクは「インクを吹き付ける」、トナーは「熱で圧着する」、というように、全く異なる印刷方式になります。

レーザービームで感光(体)ドラムに画像を描くんですね~。カタカナの名称が多くてクラクラしてきます(笑)。

レーザービームで感光(体)ドラムに画像を描くんですね~。カタカナの名称が多くてクラクラしてきます(笑)。

出典:リコー(RICOH)

3.コピー機のインクとトナーの【印刷時間】の違い

インクとトナー、それぞれ印刷方法が全くことなることから、印刷に要する時間はどちらが早いのか?

何となくお分かりの方もいらっしゃると思いますが、インクは、吹き付けて印刷するため、時間が経てば経つほどインクが紙に浸透することから、浸透して色が安定するまで時間がかかってしまいます。一方のトナーでは、紙にトナーが乗っているだけの状態なので印刷をスピーディーに進められます。

このことから、大量に印刷する場合は、インクよりトナーの方が圧倒的に早いと言えます。
しかし、写真などの画像を印刷するときは、トナーよりインクの方が再現力や透明性は高くなります。

4.コピー機のインクとトナーの【メリット】と【デメリット】

ここまで、インクとトナーを、特徴・印刷方法・印刷時間の3つの要素で違いをご覧いただきましたが、最後にまとめとして、インクとトナーのメリット・デメリットの確認をしていきましょう。

出典:リコー(RICOH)

「インク」のメリットとデメリットとは?

■メリット
・顔料インクでは、耐水、耐光性が高い
・写真などの高画質印刷に向いている
・1本のインクの容量がすくないので、コストがかかる

■デメリット
・水と光に弱い(にじみ、色あせ)
・大量印刷には向かない
・印刷面を擦ると色落ちしやすい

「トナー」のメリットとデメリットとは?

■メリット
・大量印刷に向いている
・高速の印刷が可能
・インクよりもコストが安い

■デメリット
・インクに比べ、単価が高い(純正・リサイクル問わず)
・写真等の高画質の印刷には適さない

主に、以上のようなメリット・デメリットが考えられ、結論は、インクは家庭用、トナーはビジネス用ということにまとまるのではないでしょうか。

5.まとめ

インクとトナーの違いについて説明してまいりましたが、根本的に違うと理解しておいて問題ないでしょう。特徴などを比較した場合、前提のとおり、インクを利用したインクジェットコピー機は家庭用であり、トナーを利用したレーザーコピー機や複合機はビジネス用となりますね。

多くの印刷やコピーをスピーディに行う必要があるオフィスでは、トナー…つまりレーザータイプのコピー機(複合機)が選ばれています。

多くの印刷やコピーをスピーディに行う必要があるオフィスでは、トナー…つまりレーザータイプのコピー機(複合機)が選ばれています。

一般のご家庭では、トナーを利用したコピー機を使うことはまずないかと思いますが、企業や会社でコピー機を導入する際には、インクとトナーの特性を理解して、使い分けると業務の効率があがるのではないでしょうか。

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http://www.fepaint.com/toner-4points.htm/feed 0
コピー機(複合機)のインクとトナー交換のベストタイミングはいつ? http://www.fepaint.com/toner-exchange.htm http://www.fepaint.com/toner-exchange.htm#respond Thu, 21 Sep 2017 03:09:17 +0000 http://www.fepaint.com/?p=116 やっぱり気になる!コピー機(複合機)のインクとトナーの価格を比較

コピー機やプリンターには、「インクカートリッジ」と「トナータイプカートリッジ」を利用する製品があります。

そこで、コピーや印刷をしていると、
「(黒)のインクが少なくなっています」
「トナーカートリッジを交換してください」
と、メッセージが表示されると思いますが、交換するタイミングで迷いませんか?

上記の様な「無くなってきましたよ」的なメッセージが表示されても、しばらくは印刷することはできるので、完全に何も印刷できなくなったら交換したらいいんじゃないの?と、考える方も少なくありませんが、決して正しいタイミングではないのです。

ということで、コピー機のインクとトナーの交換タイミングを調べてみましたのでご覧ください。

1.コピー機の「インク」の交換タイミング

インクカートリッジを利用したインクジェットプリンターを使用していると、ディスプレイに「インク残量が少なくなりました」と表示されます。表示が出たらすぐに交換する方もいますが、大半の方はそのまま使用していると思いますが、インクの交換はどのタイミングで行うのがベストなのでしょうか?

「インク残量が少なくなりました」と表示されても、しばらく使える理由

まず、インクカートリッジの構造を見ると、どのメーカー・タイプにも「ICチップ」が組み込まれていると思います。実は、そのICチップがインクの残量を検知しているのです。正確には、「何回印刷したから残りはこれくらいだろう」といった計算をして残量を算出しているため、実際の残量とは多少ズレが生じることがあります。

写真のようにインクカートリッジについているICチップがインクの残量をチェックしていたんです!

写真のようにインクカートリッジについているICチップがインクの残量をチェックしていたんです!

出典:株式会社サップ

また、インクが完全になくなると印刷できない可能性があり、本当に無くなった時に警告されてもユーザーを困らせてしまうので、メーカーによって違いはありますが、大半のメーカーでは少しインクが残った状態でメッセージがでます。

インク残量のメッセージが表示されたら早めの交換がベスト!

では、メッセージが表示されてもそのまま使い続けて、いよいよ何も印刷されなくなったら交換すれば良いのか?その答えとしては、残量0まで使い続けることは危険な行為になります。

なぜなのかは、コピー機やプリンターの構造上、インクを最後まで使い切ってしまうと、インクを熱して吹き飛ばす「ヘッドノズル」という部分が、何もない状態で熱だけを発する「空刷り」の状態になり、最悪のケースでは使えなくなってしまうことがあります。ヘッドノズルが駄目になってしまうと交換するしかなくなってしまいます。しかも、ヘッドノズルは非常に高額なため、下手すると新品を買う方が安くなってしまうこともあります。

そのため、インクをギリギリまで使用することは避けるべき行為なのです。

このようなリスクを考えると、残量の残り数枚の印刷のために使い続けるより、「インク残量が少なくなりました。」と表示されたら、直後には言いませんが、できるだけ早い段階で交換することがベストなタイミングではないでしょうか。

つい「注意喚起が早すぎるでしょ?」と思ってしまいますよね(笑)。実際に印刷できるし…。

つい「注意喚起が早すぎるでしょ?」と思ってしまいますよね(笑)。実際に印刷できるし…。

2.コピー機の「トナー」の交換タイミング

まず、コピー機のトナーカートリッジは消耗品です。これはインクも同様ですが、トナーカートリッジが寿命に近づくと、プリンターやPC上に「トナー交換してください」といったメッセージが表示されます。また、プリントアウトしたものに白いすじ(線)が入ったり、かすれやムラが出ることもあるようです。

交換のメッセージが表示されてもしばらくは使える

交換のメッセージが出てから、実際に印刷できなくなるまでの期間は、コピー機・複合機によって大きく異なります。大半の機種は、最初にメッセージが表示された時点では、実際にはまだカートリッジ内にトナーが残っていることがあります。

この場合、やったことがある方も多いと思いますが、コピー機本体からトナーカートリッジを取り出して、左右に4~5回静かに振ってから、設置し直せばメッセージが出なくなり、今まで通りに印刷できるようになりますよね。

できれば、このまだ多少使える時点で、新しいトナーカートリッジを用意しておくのがベストなタイミングになります。

新しいトナーを使用する時も、最初に振ることをお忘れなく!

新しいトナーを使用する時も、最初に振ることをお忘れなく!

各メーカーの交換タイミング

そこで、実際のどのようなタイミングを推奨しているのか、キヤノン(Canon)と富士ゼロックス(Fuji Xerox)のメーカー2社のトナー交換に関する記述をご紹介いたします。

キヤノン(Canon)
トナーカートリッジが寿命に近づくと、プリンタステータスウィンドウにメッセージが表示されますので、メッセージに応じて対処してください。

➀「(トナーの色) のトナーカートリッジは交換時期が近づいています。」

表示される時期:トナーカートリッジの交換時期が近づいたとき

➁「トナーカートリッジを確認してください」

表示される時期:トナーカートリッジが寿命になったとき

➂「トナーカートリッジの交換が必要です」

表示される時期:トナーカートリッジが寿命になったとき

富士ゼロックス(Fuji Xerox)
トナーカートリッジの交換時期が近づくと、操作パネルのディスプレイに、順に次のようなメッセージが表示されます。
➀「カートリッジ交換時期」
メッセージからは、約100ページ印刷できます。
印刷可能ページ数は、印刷条件や原稿の内容、本機電源の入切の頻度などによって大きく異なります。

➁「トナーカートリッジを交換してください」
メッセージが表示されたら、トナーカートリッジを交換してください。

以上のように、トナーに関してはお使いのコピー機・複合機のメーカーによって異なります。ですが、前延の通り、「トナーカートリッジは交換時期が近づいています。」や「カートリッジ交換時期」とメッセージが表示されてら次のトナーカートリッジを用意しておくと業務に支障ないと思います。

各予備トナーの買い過ぎには注意!

では、予備のトナーを多めに用意しておけば良いのでは?予備のトナーがあると、トナー切れが無いので安心ですが、あまり長い間保管した状態でストックしておくことは止めた方が良いでしょう。なぜなら、トナーはだいたい1年程度で劣化してしまうからです。

そのため、購入してすぐに使用するほうがトラブルやエラーもなく、安心して使用できるため、予備トナーは早い段階での買い過ぎには注意しておきましょう。

トナー切れによる業務停滞は避けたいですが、早すぎストックもトラブルの元です。

トナー切れによる業務停滞は避けたいですが、早すぎストックもトラブルの元です。

3.まとめ

コピー機のインクやトナーの交換するタイミングの説明でしたが、交換メッセージが表示されてもしばらくの間は使えることは大半の方はご存知かと思います。

そこで、完全になくなるまで使用する方もいますが、トナーは無くなれば印刷できなくなるだけですが、インクに関しては、空刷りの状態となり故障する危険性は大なので、メッセージが表示されたら早い段階で交換しておくことをおススメします。

もちろん、トナーに関してもメッセージが表示されたら替えのトナーは用意しておくことが大切ですね。

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やっぱり気になる!コピー機(複合機)のインクとトナーの価格を比較 http://www.fepaint.com/toner-ink-price.htm http://www.fepaint.com/toner-ink-price.htm#respond Wed, 20 Sep 2017 10:06:29 +0000 http://www.fepaint.com/?p=107 やっぱり気になる!コピー機(複合機)のインクとトナーの価格を比較

コピー機やプリンターの「インク」や「トナー」は消耗品ということは誰しも承知のことだと思います。いくら消耗品と言っても値段が高ければ、企業や会社はもちろん、一般のご家庭においても出費がかさめば大変ですよね。

しかし、現在のインクやトナーには、メーカー純正のものはもちろん、純正以外のいわゆる非純正のインクやトナーが出回るようになり、価格も大きく異なります。そこで今回のテーマとして、コピー機のインクとトナーの種類や価格について色々調べましたのでご覧ください。

1.コピー機の「インク」の種類と価格

冒頭でも説明し通り、コピー機のインク、正式にはインクカートリッジには、
➀純正インク
➁互換インク
➂リサイクルインク
と、3つの種類があります。そこで、3種類の簡単な説明とメリット・デメリットをご紹介します。

➀純正インク

純正インクの純正とは、単純にメーカー指定品、正規品となります。
プリンターメーカーが独自に製作したインクカートリッジになり、パッケージにメーカーのロゴが入り、「純正」と記載されています。

➁互換インク

こちらは単純に、メーカー品ではないインクカートリッジが互換インクです。

➂リサイクルインク

メーカー純正インクを回収して、その空いたカートリッジにインクを詰めたインクカートリッジです。

種類 メリット デメリット
純正インク ・メーカーブランドの安心感(印刷画質が良好)

・メーカー保証期間内の故障は、プリンターの無償修理が受けられる

・価格が高い
互換インク ・価格が安い

・大容量タイプのインクもある

・純正品と比べて、印刷画質が劣る

・メーカー保障期間内でも無償修理を断られる可能性が高い

リサイクルインク ・価格が比較的安い

・再利用なので環境に優しい

・純正品と比べて、印刷画質が劣る

・故障した時に保証対象にならない場合がある

このような違いがあります。

価格を実際にそれぞれ見ていきましょう

基本的に、「6色インク」「4色インク」「黒単独」といった販売形態となっており、ある程度の相場は以下の通りです。

➀「純正インク」

・6色インク:3,500~7,000円
・4色インク:3,000~4,000円
・黒単独  :1,500~2,000円

メーカーは、それぞれに適した純正インクを購入してもらうことで、利益を上げるというビジネスモデルを採用しているため、純正インクは非常に高額となっています。

➁「互換インク」

・「6色インク」:1,000~2,000円
・「4色インク」:1,000~1,500円
・「黒単独」:500~1,000円

3つの種類の中では、最も価格が安くなっています。低コストで量産できるため、この安さで提供されています。

➂「リサイクルインク」

・「6色インク」:2,000~3,000円
・「4色インク」:1,500~2,000円
・「黒単独」:1,000~1,500円

純正インクに比べ、かなり安くなります。しかし、空きカートリッジの回収や保管、運搬面でコストがかかっているため、互換インクに比べると高くなります。

まとめると、純正インクの場合、メーカーでの開発費・トラブル保障とブランドの信頼力があるため、値段が高いと考えられています。逆に、互換インク・リサイクルインク・は、メーカー純正ではないため、各互換インクメーカーによって品質に差はあるものの、価格は比較して安価になります。

しかし、互換インクの中には、粗悪品もあるので注意が必要です。インクの減りが異様に早い場合は、粗悪品

粗悪品が多い「互換インク」の導入は慎重に!

粗悪品が多い「互換インク」の導入は慎重に!

の可能性が高いため、使わない方が良いと思います。

2.コピー機の「トナー」の種類と価格

トナーは、基本的に消耗品であり、残量がなくなったときや、トナーが劣化して印刷品質が悪くなった場合に、トナーカートリッジごと交換する必要があります。

その交換するトナーには大きく分けると、
➀「純正トナー」
➁「海外純正トナー」
➂「汎用トナー」
➃「リサイクルトナー」
と、4つの種類があります。それでは、こちらも4種類の簡単な説明とメリット・デメリットをご紹介します。

➀「純正トナー」

コピー機のメーカーが国内向けに生産するトナーカートリッジで、もちろん新品です。メーカーが提供しているため、品質が最も安定しています。

➁「海外純正トナー」

コピー機のメーカーが海外向けに販売するトナーカートリッジを逆輸入したものです。海外との価格差の分お得になり、純正品と異なる型番の場合や国内販売用に加工している商品もありますが、品質は基本的に国内純正トナーと同じです。

➂「汎用トナー」

コピー機メーカー以外の企業が生産している新品のトナーカートリッジです。メーカー品ではないものの、品質は安定しており基本は純正と同等です。メーカー正規品ではないため価格は安くなります。

➃「リサイクルトナー」

使用済みの純正トナーを回収して、洗浄・修理・再生したトナーカートリッジです。リサイクルになるので、品質は多少劣ることはありますが、価格は一番お得です。

種類 メリット デメリット
純正トナー ・メーカーブランドなので安心して利用できる

・品質が安定している

・メーカー保証期間内なら無償修理ができる

・価格が高い

・生産が終了した型番は手に入れにくい

海外純正トナー ・品質が安定している

・国内純正品に比べて価格が安い

・リサイクルトナーと比べると価格が高い
汎用トナー ・汎用性を持たせた製品のため、メーカーブランドは
付いてないが、品質は安定している・純正品と比べて価格が安い
・製造メーカーによって品質に差がある

・メーカーによる保証を受けられない事が多い

リサイクルトナー ・価格がこの中で一番安い

・再生品のため地球にも優しい

・製造メーカーによって品質に差がある

・初期不良が純正品よりも、不具合が起きやすい

・メーカーによる保証を受けられない事が多い

このような違いがあります。

価格に関しては、メーカーによって種類も多く相場を算出することは難しいですが、

「リサイクルトナー」→「汎用トナー」→「海外純正トナー」→「純正トナー」

の順で高くなります。

ちなみに、トナー1本の定価は、40,000~70,000円程度になり、とても高価なものです。このことから、現在では「リサイクルトナー」を利用している企業や会社が多いのは事実です。それは、製造メーカーによって多少差はありますが、印刷品質も良く、価格は圧倒的に安価であることから大幅な経費削減が望めるからです。

使用するトナーやインクの種類を「純正」から変更することで、大幅なコストカットが実現できます!

使用するトナーやインクの種類を「純正」から変更することで、大幅なコストカットが実現できます!

3.まとめ

コピー機のインクとトナーの価格についての説明でしたが、どちらも「純正品は高い」というイメージが強くなったのではないでしょうか?純正品は、メーカーブランドという安心感があり、品質はもちろん保証されています。しかし、「高い」ということで、インク・トナーともに互換、汎用、リサイクル品の利用者がほとんどかと思います。

特に、リサイクル品に関しては、品質もある程度保証され、価格も安いので現在利用者が最も多いサービスとなっています。もちろん、リサイクルサービスを行っている業者によっても価格に違いがありますので、品質面を含めて選ぶことが大切ですね。

印刷費を削減したいなら、リサイクルトナーも選択肢のひとつとして検討してみるのはいかがでしょう!

印刷費を削減したいなら、リサイクルトナーも選択肢のひとつとして検討してみるのはいかがでしょう!

出典:となくるどっとこむ

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コピー機(複合機)で使用したトナーカートリッジの捨て方は4種類! http://www.fepaint.com/how-to-throw-away.htm http://www.fepaint.com/how-to-throw-away.htm#respond Wed, 20 Sep 2017 09:44:54 +0000 http://www.fepaint.com/?p=103 コピー機(複合機)で使用したトナーカートリッジの捨て方は4種類!

トナーカートリッジを使うコピー機や複合機をお使いの場合、トナーが無くなれば当然廃棄しなければなりません。

そこで、使用済みのトナーカートリッジはどのような捨て方をしていますか?

もちろん ”燃えないゴミ” になりますが、そのまま廃棄していいものか悩んだことがあるのではないでしょうか。しかし、トナーはそのままの燃えないゴミとして捨てることはNG!決められ方法で処分しなければなりません。現在では、産業廃棄物として有料で処分する方法とは別に、無料でトナーカートリッジを回収してくれるサービスも増えているのです。

ここからは、使い終わった使用済みトナーカートリッジの捨て方の主な4つの方法について分かりやすくご説明いたします。

1.トナーカートリッジは一般ゴミで絶対に捨ててはいけません!

コピー機の使用済みトナーカートリッジの処分に悩む方も多いのですが、絶対に一般ごみとして捨てることだけは止めておきましょう。
「なぜ?」、それは火災や粉じん爆発が起こる危険があるためです。

トナーは炭素の粉末です。使い切って印刷・コピーができなくなった状態でも、カートリッジの内部には粉が少々ですが残っているのです。処理する段階で粉が発生する危険があり、もし熱が加わってしまうと火災が発生したり、最悪のケースでは粉じん爆発する危険性が大なのです。また、残ったトナーが空気中に舞い散る可能性もあり、作業員の方の健康を害することも考えられます。

基本的に、トナーカートリッジは「産業廃棄物」という扱いになり、有料で専門の産廃業者に引き取ってもらう必要があります。ですが、前延のような危険性が伴うため、産廃業者によっては断られることも多々あるようです。

コピー機(複合機)で使用したトナーカートリッジの捨て方は4種類!

では、どのような捨て方をすれば良いのか?それに関しては、次の項で詳しく。

2.トナーカートリッジの捨て方は4つの方法がある!

使用済みのトナーカートリッジを捨てる場合、

➀メーカーの回収サービス
➁エコリカ回収ボックス
➂トナー販売会社
➃ベルマークの回収運動

と、主に4つの方法があります。どれも無料で行っているサービスとなり、詳しくは以下のような特徴があります。

➀メーカーの回収サービス

いわゆるメーカーの純正のトナーカートリッジが対象ですが、各メーカーで無料の回収サービスを行っています。
その方法は、メーカーによって異なり、回収拠点まで持ち込んだり、専用の回収箱を取り寄せてメーカーに送付する方法が一般的なものになります。リコー(RICOH)、シャープ(SHARP)、富士ゼロックス(FUJI Xerox)、キヤノン(Canon)、エプソン(EPSON)といった大手のメーカーでは積極的に回収サービスを行っています。

トナーカートリッジの回収方法は各メーカーのサイトをチェック!

トナーカートリッジの回収方法は各メーカーのサイトをチェック!

出典:富士ゼロックス

➁エコリカ回収ボックス

エコリカ回収BOXは、家電量販店・PC専門店など全国6,000店舗以上に設置してあり、主にインクカートリッジを中心に回収していますが、使用済みトナーカートリッジを捨てることもできます。
最近では銀行にも回収ボックスが置かれていることもありますが、主にインクカートリッジを対象にしていますので、トナーカートリッジも捨てられるかは確認が必要です。

➂トナー販売業者

トナーカートリッジは基本的にリサイクルされています。純正品であればメーカーが回収してくれますが、メーカーの純正品でない非純正でも、販売業者が引き取ってくれます。回収している業者は、サイトに回収方法が記載されています。通常はインターネットまたはファックスで回収の申し込みをします。

➃ベルマークの回収運度

これは知らなかった方も多いと思いますが、皆さまよくご存じのベルマーク財団でも運動の一環として、トナーカートリッジを回収しています。基本的な流れは、ベルマーク専用回収箱をメーカーに請求したのち、カートリッジが一杯になったら、カートリッジ回収センターへ回収依頼をします。最終的には、「ベルマーク点数証明書」が送られてきます。ちなみに点数は、使用済みトナーカートリッジは50点です。

以上、主に4つの無料サービスがあります。全く手間が掛からないので、トナーカートリッジは正しい捨て方で処分していきましょう。

◇「インクカートリッジ」にも同様に回収サービスがありますので、参考までにご紹介しておきましょう。

先程の「エコリカ回収ボックス」もインクカートリッジを処分できますが、その他に以下の2つのサービスがあります。

インクカートリッジ里帰りプロジェクト
自治体とブラザー(brother)、キヤノン(Canon)、デル(Dell)、エプソン(EPSON)、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の5社が協力して、インクジェットプリンターの使用済みカートリッジを共同で回収するサービスをおこなっているものです。

回収箱は全国約3600の郵便局、および一部の自治体の施設などに設置してあり、回収後はメーカーごとに仕分けを行い、各メーカーが責任を持ってリサイクルしています。

インクカートリッジ里帰りプロジェクト回収箱の設置場所はホームページに公開されています!

インクカートリッジ里帰りプロジェクト回収箱の設置場所はホームページに公開されています!

出典:インクカートリッジ里帰りプロジェクト

ジット回収ボックス
インクカートリッジは、一般ゴミとして焼却や埋め立てられてしまいます。インクカートリッジは焼却すると、1つのインクカートリッジでは、約58~110gのCO2が排出されます。

ジットはこの問題に取り組み、使用済みカートリッジを回収して、独自の技術で再生して繰り返し使う「インクカートリッジ再生事業」を行っています。回収ボックスは製品取扱店舗、学校、公共施設等に設置されています。

3.使用済みトナーカートリッジはリサイクルが基本!

まず、回収されたトナーカートリッジは基本的に「リサイクル」をされています。メーカーや業者が回収した後は、分別解体し、洗浄、検査、そして加工組み立てして、リサイクルトナーとして再利用することができます。

リサイクルトナーであれば、新しくカートリッジを作る必要がなく、資源の節約につながります。基本的に、使えなくなったカートリッジは粉がないだけなので、部品交換等のメンテナンスを行い、トナーを充填すれば再度使えます。材料を無駄にすることがないので、コストの面でも地球環境への配慮という面でも現在注目されています。

使えるものは再利用しようという「リサイクル」という文化も広がり、技術力のある日本では多くの物がリサイクルされ再利用されています。
インクカートリッジやトナーカートリッジは、その代表といえるものであり、限りある資源を大切にするためにも、再利用できるものは再利用することが求められています。

本の「もったいない」精神の象徴と言えるんです!

本の「もったいない」精神の象徴と言えるんです!

出典:株式会社ふくやま

4.まとめ

トナーカートリッジの捨て方についての説明でしたが、一般ゴミで出すことだけは絶対にやめてください!

トナーカートリッジが原因による火災や粉じん爆発の事例もあり、人命にもかかわることもありますので、そのことだけは深く認識しておきたいですね。

現在では、純正品ならメーカーが回収してくれますし、非純正品でも全国に回収ボックスが置かれているので、正しい方法で処分しておけばリサイクトナーやインクとなって再度活躍できるのです。

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http://www.fepaint.com/how-to-throw-away.htm/feed 0
コピー機(複合機)メーカー5社のトナーカートリッジ回収サービス http://www.fepaint.com/recovery-service.htm http://www.fepaint.com/recovery-service.htm#respond Wed, 20 Sep 2017 08:59:58 +0000 http://www.fepaint.com/?p=96 環境に関する賢い選択を国民運動「COOL CHOICE」のロゴを表示したキヤノン(Canon)の使用済みトナーカートリッジの回収箱

環境に関する賢い選択を国民運動「COOL CHOICE」のロゴを表示したキヤノン(Canon)の使用済みトナーカートリッジの回収箱

コピー機(複合機)を使っているとたびたび交換が必要なのが「トナーカートリッジ」ですよね。
その使用済みのカートリッジの処分に困ったことがありませんか?

現在では、街中でも家電量販店やPCショップなどに回収BOXが設置され、リサイクル品として再利用されています。それとは別に、メーカーの純正のトナーカートリッジが対象になりますが、各メーカーで無料の回収サービスを行っています。

その利用方法は、メーカーによって異なり、回収拠点まで持ち込んだり、専用の回収箱を取り寄せてメーカーに送付する方法が一般的なものになります。

そこで今回は、大手コピー機メーカー、

・Canon(キャノン)
・RICOH(リコー)
・Fuji Xerox(富士ゼロックス)
・SHARP(シャープ)
・KYOCERA(京セラ)

以上、5社のトナーカートリッジ回収サービスの内容をご紹介いたします。

1.5メーカー各社のトナーカートリッジ回収サービス内容とは

それでは、トナーカートリッジ無料回収サービスを行っている、

・Canon(キャノン)
・RICOH(リコー)
・Fuji Xerox(富士ゼロックス)
・SHARP(シャープ)
・KYOCERA(京セラ)

以上、大手5メーカーのサービス内容をご紹介いたします。全ての対象は「メーカー純正品」に限ります。

➀「CANNON(キャノン)」

1990年、キヤノンは世界に先駆けて「トナーカートリッジ回収リサイクルプログラム」を開始し、1996年には「インクカートリッジの回収リサイクル」をスタートしました。

以来、「地球環境保全と資源の有効活用」を目的とし、使用済みカートリッジのリサイクルを続けています。回収した使用済みカートリッジは埋め立てることなく、すべてを資源として有効利用しています。

その方法としては、使用済みカートリッジの回収と環境保全・社会貢献活動のつながりとして、トナーカートリッジに関しては以下の2通り用意されています。

①ベルマーク回収(学校などへの持ち込み)

学校などで集めたカートリッジをキャノンに送ると内容と数量が確認され、キヤノンから「ベルマーク」点数発行証明書が送られてきます。
その点数証明書をベルマーク財団に送ると、ベルマーク預金口座に点数が加算され、学校の教育機材購入などに利用できます。

②訪問回収・集合箱宅配・回収窓口

訪問回収:キヤノンと日本通運の提携により、一本から使用済みトナーカートリッジの訪問回収無料で行っています。

集合箱宅配:使用済みトナーカートリッジの数が多い方には、集合回収専用箱をご用意しています。
大箱タイプトナーカートリッジ回収専用箱(1箱に8本程度入ります。)
小箱タイプトナーカートリッジ回収専用箱(1箱に4本程度入ります。)
回収窓口:全国でお近くの回収拠点までお持ち込みください。

以上のようなサービスを行っています。

キヤノン(Canon)では、1990年から世界に先駆けて「トナーカートリッジ回収リサイクルプログラム」を開始し、1996年には「インクカートリッジの回収リサイクル」をスタートさせました。

キヤノン(Canon)では、1990年から世界に先駆けて「トナーカートリッジ回収リサイクルプログラム」を開始し、1996年には「インクカートリッジの回収リサイクル」をスタートさせました。

出典:キヤノン(Canon)

RICOH(リコー)

リコーでは環境保全を経営の優先課題の一つとして、使用済みトナーカートリッジ製品の回収・リサイクルを積極的に行っています。回収後は、リコー品質基準に基づいて再生・出荷されるほか、分解・分別・洗浄・検査を行い、リユース部品として生産ラインへ供給しているものや、マテリアルリサイクルされているものもあります。より高い再資源化を実施すべく、回収量の確保・回収品質の向上を推進しています。

その回収方法には以下の2つが用意されています。

①配送と同時回収ご希望の場合

購入の販売会社・販売店へ連絡する。リコー製品の次回ご注文時に『回収品あり』の旨ご連絡ください。ご注文製品納入時に回収いたします。地域より納入と回収が別になります。

②回収のみご希望の場合

購入の販売会社・販売店へ連絡する。回収のみでも対応しています。
単独で「回収品あり」の旨ご連絡いただければ、1本でも回収にお伺いいたします。

リコーグループではグリーンセンター(回収センター)や再生センター、リサイクルセンター、プラスチック部品メーカーなどとのネットワークを構築。全国から回収したカートリッジなどを高い経済効率で再生・リサイクルしています。

リコーグループではグリーンセンター(回収センター)や再生センター、リサイクルセンター、プラスチック部品メーカーなどとのネットワークを構築。全国から回収したカートリッジなどを高い経済効率で再生・リサイクルしています。

出典:リコー(RICOH)

Fuji Xerox(富士ゼロックス)

富士ゼロックスでは、地球環境保全活動の一環として資源を有効に利用するため、商品の総合的なリサイクルシステムの構築に取り組んでいます。『ご使用を終えられました プリンターおよびフェイザーカラープリンター商品の弊社製カートリッジ(トナー/ドラム)をお譲りくださいますようお願い申し上げます。』として、トナーカートリッジの無償回サービスを行っています。

回収の申し込みは、Webページで申し込みができます。また、FAX、電話でもお申し込みいただけますが、土曜日の電話受付は午前中のみとなります。

回収するカートリッジの梱包等については、外観傷、破損および輸送時のトラブルを防止するため、カートリッジの購入時に使用していた梱包材(梱包箱、ビニール袋、および緩衝材)を利用することになります。

富士ゼロックス(Fuji Xerox)

世界的なシェアを誇る富士ゼロックスでは、海外でのリサイクル施設の建設にも力を入れています。
富士ゼロックス(Fuji Xerox)

SHARP(シャープ)

シャープでは、地球を取り巻く環境保全と資源の有効活用を行っていくために、使用済みのトナーカートリッジの回収を推進しています。
以下の機種について、使用済みとなった力-トリッジをリサイクルセンターにて回収をしています。

コピー機(複合機)メーカー5社のトナーカートリッジ回収サービス

出典:シャープ(SHARP)

カートリッジ回収については、以下の手順になります。
➀シャープの複写機または複合機から空になった力-トリッジを取り出し、新しい力-トリッジの個装箱に入っているビニール袋に人れて閉じてください。

コピー機(複合機)メーカー5社のトナーカートリッジ回収サービス

➁保管頂いた空き箱もしくは、新しい力-トリッジが入っていた空き箱と梱包材を利用して梱包してください。梱包箱はトナー漏れ防止の為、ガムテープ止めをお願いします。

➂梱包ができたら、日本通運のフリーダイヤルに連絡すれば、使用済みカートリッジを無料(着払い)で引き取りに来てくれます。
【回収専用 フリーダイヤル】 TEL:0800-800-2259

以上のようなサービス内容になります。

KYOCERA(京セラ)

トナーカートリッジを京セラでは、「トナーコンテナ」と呼んでいます。京セラのトナーコンテナは、現像ローラーやクリーニング機構が内蔵されていないため、構造的に簡単で再使用に適した構造になっています。

1998年からトナーコンテナの回収・リユースに取り組んでいます。環境問題も考慮し、プリンターにご利用頂いた使用済みトナーコンテナの無償回収を行い、資源を再利用しています。

回収の申し込みは、Webサイト上のフォームに記入して申し込み方法と、FAXからのお申込みは、専用申込用紙に必要事項を記載していただき、回収受付専用のFAX番号までお願いします。
【トナーコンテナ回収センター】FAX : 03-6447-9502

送付する際の使用済みトナーコンテナの梱包方法は、新しく交換したトナーキットが入っていた箱に再梱包をお願いします。

以上のようなサービス内容になります。

コピー機(複合機)メーカー5社のトナーカートリッジ回収サービス

2.まとめ

トナーカートリッジの回収については、各メーカーともに「地球環境保全」を考慮したサービスを行っています。

現代社会においては、特に日本ではリサイクル文化が広がり、トナーカートリッジに関しても例外ではなく、再利用が当たり前のものとなっています。メーカーによってサービス内容は異なりますが、基本は「無償」なので、純正品に関してはメーカー回収を有効に活用していきましょう。

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リサイクルトナーのメリットとは?業者の選び方のポイントを完全公開! http://www.fepaint.com/recycle-toner.htm http://www.fepaint.com/recycle-toner.htm#respond Wed, 20 Sep 2017 08:23:15 +0000 http://www.fepaint.com/?p=92 リサイクルトナーのメリットとは?業者の選び方のポイントを完全公開!

会社でコピー機・複合機を使っていると、定期的に補充・交換をしなければならないパーツがあります。感光体ドラムと呼ばれるパーツは、摩耗や消耗するので定期的に交換するのですが、その頻繁に交換する必要はありません。

そして、定期的に交換するパーツの代表選手が「トナーカートリッジ」です。トナーは使えば使うほど減るので、度々交換する必要がある消耗品ですよね。何個もトナーカートリッジを使えば、ランニングコストが膨大にかかってしまいます。

そこで、今注目されているのが「リサイクルトナー」です。

トナーには、メーカー純正品と非純正品と分けられますが、リサイクルトナーは非純正品にあたるものです。ここでは、そもそもリサイクルトナーとは?に関しての説明と、利用するメリット・デメリット、あわせてリサイクルトナー業者を選ぶポイントなど、分かりやすくご説明いたします。

1.そもそも「リサイクルトナー」とは?一般的な相場は?

まず、「リサイクル」の意味を国語辞書で調べてみると、『廃棄物や不用物を回収・再生し、再資源化、再利用すること。』となります。

そのリサイクルのトナーということで、コピー機・複合機の使用済みトナーカートリッジを回収したのち、分解、洗浄、修理、部分交換、トナー充填した上で使える状態にしたトナーのことになります。いわゆる、新品トナーの再生品ですね。

リサイクルすれば新品トナーと同じ

コピー・印刷すればトナーは減っていき、完全になくなれば使えなくなります。ですが、トナーはカートリッジという専用の容器に充填して使用するので、カートリッジ自体はまだ使うことができ、再度カートリッジにトナーを充填すれば新たにトナーカートリッジとして使えるようになるわけです。

また、部品交換などの工程を経ているので、コピー機にセットすれば、以前のように新品トナーとして使えるようになります。

価格相場に注目してみましょう

まず、リサイクルトナーの価格相場は明確なものがありません。それは、リサイクルトナーを取り扱っている業者によって違いがあり、さらに言えば、機種によっても違いがあります。相場ははっきりしないもの、基本的にリサイクルトナーは、元々ある部品を交換・修理して再利用するものです。
純税品トナーと比べてコストが低く抑えられているので、当然それだけ純正品よりも安く購入できます。

リサイクルトナーのメリットとは?業者の選び方のポイントを完全公開!

参考までに、ある程度の価格目安は、以下の通りメーカー純正トナー価格を基準に算出されます。

・メーカー価格40,000円~

リサイクルトナー:8,000~25,000円

・メーカー定価20,000~40,000円

 リサイクルトナー:6,000~20,000円

・メーカー価格10,000~20,000円

 リサイクルトナー:5,000~10,000円

以上のようにあまり参考にならないような目安はあるものの、ほぼ半値程度になります。

最近では、中国をはじめ海外において製造された格安なリサイクルトナーも出回るようになり、ただ単に価格で選んでしまうと、品質面で使えないものもありますので、異常に安いリサイクルトナーには注意しておきたいですね。

2.リサイクルトナーのメリット・デメリット

リサイクルトナーの特徴やある程度の価格相場をご理解いただいたところで、リサイクルトナーを使うメリット・デメリットをまとめてみましょう。

リサイクルトナーを使うメリット

  • 純正品と比べて圧倒的に価格が安く、3~5割程度の価格で利用できる
  • カートリッジを再生利用することで、環境面で地球にも優しい
  • 製造業者によっては、純正品に近い品質を保っている
  • トナーを割増した大容量の製品もある

リサイクルトナーの最大のメリットは、何を置いても価格が安いことです。消耗部品だけを交換するため、約3~5回のリサイクルが可能です。
メーカー純正定価の約30~50%OFFで利用できるので、利用頻度が高いほど大きな経費削減効果が期待できます。

また、使用済みカートリッジは基本的に産業廃棄物になり、処分には注意が必要になりますが、リサイクルすることで無駄をなくし、地球環境保護と資源の有効活用に役立っています。さらに、品質面も普及率の増加とともに向上し、現在では純正トナーとほぼ同じ品質を保つことが可能になっています。

回収されたトナーは業者でクリーニングなどを施された上でリサイクルトナーとして再生されます。

回収されたトナーは業者でクリーニングなどを施された上でリサイクルトナーとして再生されます。

出典:再生トナー屋さん

リサイクルトナーを使うデメリット

  • リサイクルトナー製造業者によって品質に差がある
  • 不具合が純正品と比べて起きやすい
  • コピー機にトラブルが発生した場合、メーカー保証を受けられないことが多い

どんな製品にも言えることですが、整備する業者によって品質は異なり、特にリサイクル品に関しては顕著に表れてくるものです。また、純正品はメーカー製なのでコピー機・プリンターに対して故障・不具合が出ることはほぼありません。

それに対して、リサイクルトナーはまれにですが、トナーとドラムに対して不具合が発生し故障しまうことがあります。そういった場合、純正品ではないのでコピー機・プリンター本体の保証を受けられないケースがあります。しかし、リサイクルトナーを販売している業者は、不良などが起こった場合には品質保証をして代替品を送るなどの対応をしています。

リサイクルトナーには、以上のようなメリット・デメリットがありますが、総合的に見ると、価格も安く品質もある程度保証されているため、高価な純正品トナーよりも導入がしやすいのではないでしょうか。

リサイクルトナーのメリットとは?業者の選び方のポイントを完全公開!

3.リサイクルトナー業者の選び方

メリット・デメリットを見てみると、やはり価格や品質に関しては、リサイクルトナーを販売している業者によって違いがあることが挙げられますが、では、実際にリサイクルトナー業者はどんな基準で選べば良いのか?

そこでこれから、リサイクルトナー業者の選び方として、いくつかポイントをご紹介いたします。

リサイクルトナーのメリットとは?業者の選び方のポイントを完全公開!

➀価格が安すぎないか?

先程、リサイクルトナーのある程度の価格相場をご紹介しましたが、リサイクルトナーの原価は大きく人件費と、消耗部材費、輸送料などです。
一般的に価格を安くするためには、人件費を削る必要がありますよね。リサイクルトナー業者も同じように、人員やその他の経費を削減することでリサイクルトナーを少しでも安く売ろうとしています。

あまりにも低価格ばかりを強調しているような業者は、メンテナンスをせずにトナーのみ充填している製品である可能性が高いので注意が必要です。せっかく購入しても使えなければ意味がありません。価格ばかり注目せず、品質についても意識しておきましょう。

➁部品の交換はしてあるか?

リサイクルトナーは、トナーを充填するだけではなくて、カートリッジ自体の部品の点検交換することが基本です。それは、➀でも説明した通り、人件費やその他の経費削減のために、極端な例では、見た目の掃除のみでトナーを充填しただけというケースもあるようです。

しかし、今まで使われていたカートリッジなので、さらに使えば使うほど部品が消耗していき、故障の確率が高くなります。安い価格で購入しても、すぐに壊れてしまっては、経費削減どころの話ではありません。そのため、どのようにメンテナンスが施されているか確認しておく必要があります。

➂保証はあるか?

  • 保証が明確に記載されているかどうか?
  • 万一トラブルが発生した場合、しっかり対応してくるのかどうか?
  • 保証期間はどれくらいか?

といった内容が、Webサイトや広告などにはっきり明記している業者を選びたいものです。
ちなみに、リサイクルトナーの保証期間は、だいたい1年ぐらいだそうです。

以上、「価格」「品質」「保証」という3つのポイントはしっかり認識しておきましょう。

4.まとめ

ここまでリサイクルトナーに関して、様々な角度で説明してまいりましたが、何といっても純正品トナーよりも半値に近い価格で導入できるメリットは大きいと思います。トナーは、使えば使うほど減るものなので、コピーや印刷の使用頻度によっては、交換するためのコストは馬鹿にならないものになってしまいます。

業者の選び方でも見ていただきましたが、安いことは良い事として、品質の面にも着目して、使ってすぐ壊れてしまう様なリサイクルトナーだけは選ばないようにしたいですね。

まとめ買いをすることでさらにコスト削減ができるかも!?ただし、トナー1本で何枚印刷できる?コピー機(複合機)トナーの寿命と成分でご紹介したように、トナーの長期間保存はおすすめできませんので、ご注意を!

まとめ買いをすることでさらにコスト削減ができるかも!?ただし、トナー1本で何枚印刷できる?コピー機(複合機)トナーの寿命と成分でご紹介したように、トナーの長期間保存はおすすめできませんので、ご注意を!

出典:RTC製作所

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知っておくと便利!トナーカートリッジ1つで印刷できる枚数とは? http://www.fepaint.com/number-of-printable-sheets.htm http://www.fepaint.com/number-of-printable-sheets.htm#respond Wed, 20 Sep 2017 07:51:01 +0000 http://www.fepaint.com/?p=89 知っておくと便利!トナーカートリッジ1つで印刷できる枚数とは?

コピー機・プリンターを使用するには、当然「トナー」が必要になり、消耗品であることはご存知かと思います。

そこで、コピー機やプリンターの「トナー」は1つで、何枚くらい印刷できるのか?と、気になる方は多いのではないでしょうか。いくら消耗品といっても、コストはかかるので効率よく利用していきたいものです。

そこで今回は、コピー機の「トナーカートリッジ」、1つで何枚印刷ができるのか、ご紹介いたします。

1.コピー機インクの「顔料タイプ」「染料タイプ」の特徴と違い

トナーは基本的にコピー機の「消耗品」として、なくなれば交換しなければ使用できません。
そこで、実際にコピーや印刷は何枚程度が目安なのか?

まず、メーカーが発表している印刷枚数の目安は、「A4サイズの用紙に印字する黒部分が5%として、トナー1gで15~20枚程度が目安」となっています。それを1本あたりに換算すると、約5,000~20,000枚が目安の枚数になります。

つまり、A4用紙で文字や表などの印刷部分が5%程度なら、連続印刷すると5,000~20,000枚が印刷できるということです。

しかし、その印刷枚数はあくまでも目安でしかありません。車に例えるなら「燃費」というものがありますよね。これはコピー機・複合機にも当てはまることで、発表値の70%程度と考えておく必要があります。

「5%原稿(黒の部分)」は、ISO/IEC 19798の規程

ISO/IEC 19798は、トナーカートリッジの印刷可能枚数の測定方法の標準化を目的とした規格です。本規格によるトナーカートリッジの印刷可能枚数およびランニングコストは、ISO/IEC 19798で規定された標準データ(5枚一組)をA4サイズで連続印刷した場合の測定値になります。

そこで、メーカー純正トナーは、どのように印刷枚数を設定しているのかメーカーの基準を見てみましょう。

「5%原稿」は上記のような感じ。これを基準に測定されているそうです。

「5%原稿」は上記のような感じ。これを基準に測定されているそうです。

出典:日経トレンディネット

■RICOH(リコー)

A4サイズで「ISO/IEC 19752」に準拠(約5% 原稿)し、印字濃度が工場出荷時初期値設定の場合の目安です。実際の交換サイクルは用紙サイズ・種類、用紙方向、1ジョブあたりの連続印刷ページ数、原稿の内容などによって異なります。

■Canon(キヤノン)

印刷可能ページ数は弊社評価環境において、A4普通紙に5%印字比率で片面連続印刷した場合です。A4用紙に5%の印字とは、「A4サイズに打ったレター文書」を目安にし、印字不可領域を含むA4全面に対しての5%印字です。

以上の様に、大半のコピー機メーカーでは、Webページを見てみると分かりますが、「ISO/IEC 19798」の規程によって、印刷可能枚数を設定しているのです。

2.まとめ

トナーカートリッジ1つで何枚印刷できるのか?という説明でしたが、「ISO/IEC 19798」の規程が全てです。ということは、あくまでも目安として認識しておく必要がありそうです。メーカー発表の印刷可能枚数が5,000枚なら、その70%の3,500枚くらいが印刷できる枚数となりますね。

もちろん、印字する内容によって左右され、用紙の中に■(ベタ)の部分か多いと印刷枚数は少なくなります。要するに、メーカー発表の印刷可能枚数は性能面の基準としてみると良いかもしれませんね。

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